引っ越しをした際、意外と忘れがちなのが自動車の登録住所変更。
とくにナンバープレートの管轄が変わる場合は「ナンバー交換」も必要になります。
この記事では、実際に私が調べた内容をもとに「車検証の住所変更+ナンバープレート交換」の手順を分かりやすくまとめました。
必要な書類・費用・注意点も詳しく解説しているので、これから手続きされる方はぜひ参考にしてください。
住所変更手続きの全体の流れ
- 車庫証明の取得
- 必要書類の準備
- 申請書類の作成
- 運輸支局または軽自動車検査協会で手続き
- 手数料の納付
- ナンバープレートの交換(必要な場合)
- 新しい車検証の受け取り
- 自動車税の住所変更手続き
1. 車庫証明を取得する(発行から1ヶ月以内)
まず最初に行うのが新住所の車庫証明の取得です。
これは新住所を管轄する警察署で申請します。
- 発行までに約1週間かかる
- 有効期限は発行日から「1か月以内」
- 一部の地域では不要(事前確認必須)
💡期限が切れると再取得が必要になるので注意!
2. 必要書類を準備しよう
手続きに必要な書類は以下のとおり:
- 車検証(原本)
- 住民票(3か月以内発行・引越し履歴の証明が必要な場合は「戸籍の附票」も)
- 車庫証明書(発行から1か月以内)
- 申請書(運輸支局またはネットで入手)
- 手数料納付書(印紙代:普通車は350円)
- 自動車税申告書(現地でもらえる)
- 委任状(代理申請の場合のみ)
3. 書類を記入・作成する
申請書類には記入が必要です。事前にネットからダウンロードするか、運輸支局などで入手できます。
✅記入例などもネットで確認可能なので、不安な人は下調べを。
4. 運輸支局または軽自動車検査協会で申請
- 普通車:運輸支局
- 軽自動車:軽自動車検査協会
書類一式を窓口に提出し、案内に従って手続きを進めます。
5. 手数料の納付
登録手数料(印紙代):350円(普通車)
軽自動車は無料
ナンバープレート交換費用が追加で発生することも(後述)
6. ナンバープレートの交換【必要な場合】
管轄地域が変わる場合、ナンバー交換が必須です。
【軽自動車】
- 封印なし → 自分で交換可能
【普通自動車】
- 後部ナンバーに封印あり
- 運輸支局で自分で取り付け → 職員が封印して完了
ナンバー交換に必要な工具
- プラスドライバー(3号がベスト)
- 10mmレンチまたはスパナ
- マイナスドライバー(封印外し用)
- ラジオペンチ or プライヤー(固着対策)
- 潤滑スプレー(KURE 5-56 など)
※ 運輸支局に貸し出しがある場合もありますが、自分で持参した方が安心です。
7. 新しい車検証を受け取る
申請が完了すると、当日中に新しい住所が記載された車検証が交付されます。
混雑時は1時間以上かかることもあるので、時間に余裕をもって行きましょう。
8. 自動車税の住所変更も忘れずに!
車検証の住所が変わったら、自動車税の納税通知書の送付先も変更しましょう。
運輸支局とは別に、自動車税事務所や申告窓口で手続きが必要です。
ナンバープレート交換の費用まとめ
種類 | 目安費用 |
---|---|
一般的なペイント式 | 約1,500~2,500円 |
希望ナンバー | 約4,000~6,000円 |
図柄入りナンバー | 約7,000~10,000円 |
字光式ナンバー | 約3,000~5,000円 |
※地域やサイズにより変動あり
※ディーラーや業者代行の場合は別途1万円〜数万円かかることも
よくあるトラブル・注意点
住所変更は15日以内に行わないと罰則の可能性あり
車庫証明は発行日から1か月以内
印鑑は令和3年以降、原則不要(最新情報は事前確認を)
納税通知書が届かない場合はすぐに税事務所に問い合わせを!
まとめ
引っ越し後の車検証住所変更とナンバープレート交換は、正しい手順を踏めばそこまで難しくありません。
🔧 工具を準備し、
📄 必要書類をそろえて、
🏢 運輸支局での手続きを済ませれば、
🚗 新ナンバーで安心して運転できます!
必要な手続きはなるべく早めに済ませて、トラブルを未然に防ぎましょう!
コメント