去年10月にぶどう膜炎を発症して以来、ずっと眼科に通い治療を続けていますが、今回はその続報になります。
ぶどう膜炎とは?
ぶどう膜炎(ぶどう膜炎)は、眼球の内部にある血管の炎症を指す一般的な用語です。
ぶどう膜炎は、感染症、自己免疫疾患、外傷、または他の病気によって引き起こされることがあります。
ぶどう膜炎(うぶどうまくえん、英: uveitis)は、眼球の中にある血管のうち、脈絡膜(まくりゃくまく)という部分の炎症を指します。脈絡膜は、目の内部を裏打ちしている組織であり、血管や毛細血管が豊富に存在しています。
ぶどう膜炎の一般的な症状には、次のようなものがあります:
- 眼の赤みや充血
- 光に対する過敏症
- 目の痛みや刺すような感じ
- 視力の低下
- 目の前や内部に浮遊物(モータルス)の感じ
ぶどう膜炎の原因は様々で、感染症(ウイルス、細菌、真菌)、自己免疫疾患(リウマチ性疾患など)、外傷、または他の全身性の疾患などが関与する場合があります。
ぶどう膜炎は早期の診断と適切な治療が重要です。症状がある場合は、眼科医に相談し、適切な評価と治療を受けることをお勧めします。
ぶどう膜炎の治療法
ぶどう膜炎の治療法は、炎症の程度、原因、および個々の患者の状態に基づいて決定されます。治療は眼科医によってカスタマイズされるべきです。以下に一般的な治療法のいくつかを挙げますが、個別の症例によっては異なる場合があります。
- 抗炎症薬(ステロイド): ステロイドは炎症を抑えるために使用されます。これは一般的に、炎症が軽度または中程度の場合に処方される眼薬の形で使用されます。重症な場合や内服が必要な場合もあります。ステロイドの使用には副作用があるため、適切な監視が必要です。
- 免疫抑制薬: ステロイドだけでは炎症を完全に抑えることができない場合、免疫抑制薬が追加されることがあります。これには、メトトレキサート、アザチオプリン、シクロスポリンなどが含まれます。これらの薬は免疫系の反応を調整し、炎症を抑制する効果があります。
- 抗生物質: もし感染症がぶどう膜炎の原因である場合、抗生物質が処方されることがあります。特定の感染症に対して適切な抗生物質が使用されます。
- 瞳孔拡張剤: 炎症を抑えるために、瞳孔を拡張する目薬が使用されることがあります。これにより、炎症がある部位に対して眼科医がより詳細な評価を行うことができます。
重要な点は、ぶどう膜炎の治療は専門医の指導のもとで行われるべきであり、自己判断や自己処置は避けるべきです。正確な診断と治療計画は、症状や患者の状態に基づいて個別化される必要があります。
ぶどう膜炎の予後
ぶどう膜炎の予後は、病因、治療の適切さ、早期の診断と治療の開始、患者の免疫状態など、さまざまな要素に影響を受けます。予後は個別の症例によって異なる場合があります。以下に一般的な予後のパターンを示しますが、これは個別の状況によって変化する可能性があります。
- 急性ぶどう膜炎: 適切な治療が行われれば、多くの場合、急性ぶどう膜炎は炎症が収まり、視力が回復する可能性があります。しかし、放置された場合や適切な治療が行われなかった場合、慢性ぶどう膜炎に進行する可能性もあります。
- 慢性ぶどう膜炎: 慢性ぶどう膜炎は、症状や炎症の周期的な再発を伴うことがあります。長期的な管理と定期的な眼科のフォローアップが重要です。適切な治療と管理が行われれば、症状の軽減や炎症の制御が可能ですが、完全な治癒が得られない場合もあります。
- 合併症: ぶどう膜炎は、放置されると重篤な合併症を引き起こす可能性があります。例えば、白内障(水晶体の混濁)や網膜炎(網膜の炎症)が発生することがあります。適切な治療とフォローアップは、合併症のリスクを軽減するために重要です。
個別の状況によって予後が異なるため、ぶどう膜炎の治療とフォローアップは、経験豊富な眼科医の指導のもとで行われるべきです。彼らは最適な治療法を提案し、症状の管理と炎症の予防に向けた適切なケアを提供できます。
現在の状態
現在、こまめに通院を重ねています。
通院の間の期間でも、薬が効いて炎症が治っているように見えたり、朝起きてみると目が真っ赤になってたり、目が腫れてすごく痛くなっているということの繰り返しになっています。
こちらの画像のように右目が赤く充血していることが多いです。
こちらの画像は、直近の検査で分かったことです。
瞳孔を開いて写真を撮ってみると絵のように、癒着しているような画像でした。
このような症状も見られるということでした。
現在使用してしている目薬・飲み薬
現在使用している薬は以下のものを使用しています。
レポブロキサシン:広範な細菌感染症の治療に使用される抗生物質です。
アトロピン:一般的には、瞳孔の拡張や眼内炎症の制御などの目的で使用されます。
リンデロン(目薬):抗炎症作用や免疫抑制作用があります。
プレドニゾロン(飲み薬):ステロイド系の薬剤であり、抗炎症および免疫抑制作用を持つ医薬品です
ファモチジンD(飲み薬):ヒスタミンH2受容体拮抗薬の一種であり、胃酸の分泌を抑制するために使用されます。主に胃酸関連疾患の治療や予防に使用されます。
今後の治療
今後は引き続きステロイド系の目薬を使用して、炎症を抑えるという治療を続けていくことになります。
潰瘍性大腸炎の診察を受ける病院とは別のところで受診しているので、紹介状を書いてもらって主治医に渡す手筈にはなっています。
なんとかうまいこと良くなることを願っています。
とにかく厄介な病気!根気強く治療していきます。
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