この度、通院する病院を変えることになりました!
経緯
事の発端はぶどう膜炎です。
去年の10月よりぶどう膜炎を患っており、現在も治療中です。
潰瘍性大腸炎は全く問題なく薬の量も順調に減らしていってる状態でした。
ですが、ぶどう膜炎のほうは落ち着かず、良くなったり悪くなったりの繰り返しでした。
そこで、潰瘍性大腸炎とぶどう膜炎を一緒に見れる病院に移ったほうがいいのでは?
と、眼科の先生に提案され、現在通院中の病院に打診しましたが。
そこでは眼科での対応が不可だつだので、同じ市内にある総合病院に転院することになった次第です。
腸管外合併症
転院先の先生にいろいろと説明して頂いた中で、腸管外合併症という言葉が出てきました。
腸管外合併症(extraintestinal complications)は、
消化管の疾患に関連する他の部位やシステムへの影響を指します。以下に、腸管外合併症の一部をいくつか紹介します:
- 関節炎:関節炎は、炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎など)と関連する一般的な合併症です。関節炎は関節の痛み、腫れ、硬直を引き起こし、患者の日常生活に影響を与えることがあります。
- 皮膚病変:一部の消化管疾患患者では、炎症性腸疾患に関連する皮膚病変が見られることがあります。例えば、紅斑性狼瘡、瘢痕性にきび、口内潰瘍などがあります。
- 眼の病変:消化管疾患患者は時折、目の病変を引き起こすことがあります。結膜炎、虹彩炎、葡萄膜炎などがあります。これらの病変は、目の赤み、痛み、視力の問題を引き起こす可能性があります。
- 肝臓疾患:一部の消化管疾患、特に原発性硬化性胆管炎やクローン病は、肝臓の病変を引き起こすことがあります。胆管炎、胆管結石、肝硬変などが該当します。
- 泌尿器系の問題:消化管疾患は泌尿器系の合併症を引き起こすことがあります。膀胱炎、腎結石、腎盂腎炎などがあります。
- 骨粗鬆症:長期間にわたり炎症性腸疾患を患っていると、骨粗鬆症のリスクが高まる可能性があります。これは、腸管疾患がカルシウムや他の重要な栄養素の吸収に影響を与えるためです。
なお、これらの腸管外合併症は、すべての消化管疾患患者に必ずしも現れるわけではなく、重症度や症状の形式も異なる場合があります。
私の場合は、大腸ではなく目を攻撃してしまってる状態です。
今現在はステロイド薬でコントロールしている状態です。
ただ、ステロイドを長期間使用していると、骨粗鬆症・緑内障・白内障や糖尿・高血圧など副作用を引き起こしてしまいます。
ステロイド離脱するために今回レミケードを使用することになりました!
レミケードとは?、
レミケード(Remicade)は、炎症性腸疾患や関節リウマチなどの自己免疫疾患の治療に使用される薬物です。
主成分としてインフリキシマブ(infliximab)というモノクローナル抗体が含まれています。
レミケードは、免疫系の過剰な反応によって引き起こされる疾患を治療するために使用されます。
具体的には以下のような疾患に対して効果があります
- クローン病(Crohn’s disease): 腸管の炎症を抑え、症状の改善や再発の予防に使用されます。
- 潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis): 大腸の炎症を軽減し、症状の緩和や寛解の促進に使用されます。
- 関節リウマチ(rheumatoid arthritis): 関節の炎症を和らげ、関節痛や関節の損傷を軽減する効果があります。
レミケードは通常、点滴(静脈内投与)として投与されます。
治療の頻度や投与量は、患者の病状や医師の指示によって異なります。
通常、初回の治療は複数の点滴セッションから成り、その後は一定の間隔で継続的な点滴治療が行われる場合があります。
ただし、レミケードは免疫抑制作用を持つため、感染症のリスクが増加する可能性があります。
治療を受ける前に、医師と詳しく相談し、副作用やリスクについて理解する必要があります。
まとめ
ここまで目の病気を治す目的で転院したことを書いてきました。
急にバタバタして病院をかえることになりましたが、これで目の方が良くなればと祈っています。
同じ県内での転院だったので、受給者証の手続きをしなくても、次の病院で使用できましたので、手続きにバタバタすることもありませんでした。
これは地域によって違いがあるかもしれません。
なお、自己の健康状態に関しては、必ず医療専門家に相談してくださいね!
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