今月から、レミケードを使うことになりました!使用方法と使用した感想を記します。
レミケードとは?
レミケード(Remicade)は、炎症性腸疾患や関節リウマチなどの自己免疫疾患の治療に使用される薬物です。主成分としてインフリキシマブ(infliximab)というモノクローナル抗体が含まれています。
レミケードは、免疫系の過剰な反応によって引き起こされる疾患を治療するために使用されます。具体的には以下のような疾患に対して効果があります:
- クローン病(Crohn’s disease): 腸管の炎症を抑え、症状の改善や再発の予防に使用されます。
- 潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis): 大腸の炎症を軽減し、症状の緩和や寛解の促進に使用されます。
- 関節リウマチ(rheumatoid arthritis): 関節の炎症を和らげ、関節痛や関節の損傷を軽減する効果があります。
レミケードは通常、点滴(静脈内投与)として投与されます。治療の頻度や投与量は、患者の病状や医師の指示によって異なります。通常、初回の治療は複数の点滴セッションから成り、その後は一定の間隔で継続的な点滴治療が行われる場合があります。
ただし、レミケードは免疫抑制作用を持つため、感染症のリスクが増加する可能性があります。治療を受ける前に、医師と詳しく相談し、副作用やリスクについて理解する必要があります。
使用を始める理由
レミケードを使用・投与することになったのは、ぶどう膜炎・目の病気がなかなか良くならないためです。
今現在の私の状態が、自己免疫がお腹・大腸を攻撃しなくなり、お腹以外の箇所・目を攻撃している状態のようで、目をこのままにしておくと失明までいってしまう可能性があるようです。
なのでレミケードを使って目への攻撃をやめさせるのが目的です。
さらに、ステロイド薬を使っているのもやめれるように持っていくのも目的の一つです!
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投薬方法と実際打ってみた感想
レミケードは、点滴で投与します。
初回・2回目・3回目は投薬時の状態を観察するため、2時間かけて投与します。
4回目以降は問題がなければ1時間で投薬するようです。
投薬の間隔もあるみたいで、初回から2週間後に2回目。
2回目から4週間後に3回目。3回目からは8週間ごとに打ち続けることになります。
打ってみた感想は、身体的には何も変化は感じられませんでした。
副作用が出る人もいるみたいですが、気分が悪くなったり、熱が出たり、動悸がしたり、息苦しくなったりとかは特になかったです。
あと、会計の時にびっくりしましたが、なかなか費用がかかります。
特定疾患なので医療費の公費負担があり支払いの上限額が決まっていますが、それでもそれなりの出費になりました。
まとめ
レミケードを今後一定期間ごとに打ち続けていくことになります。
この薬がよく効いて目の病気も落ち着いてくれればと願うばかりです。
潰瘍性大腸炎・クローン病の炎症性腸疾患も原因が分かってきて新しい薬も開発されてきています。
いい薬が開発されて、この病気に罹った人が臓器を失うことなく生活できるようになればと思います。
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