岐阜県下呂市にある高地トレーニング施設でトレーニングをしてきました!
御嶽濁河高地トレーニングセンター(おんたけにごりごトレーニングセンター)
岐阜県下呂市にあるスポーツ選手の競技力向上のための拠点施設である。
蔵王坊平アスリートヴィレッジ(山形県)とともに、文部科学省から指定を受けている日本で2ヶ所しかない「高地トレーニング強化拠点」に位置する高地トレーニング専門の宿泊施設です。3日間滞在するだけでも、酸素を効率よく使う身体へと変化が見られると言われています。
高地(低酸素)環境でのトレーニング、認知動作型トレーニング、温泉を組み合わせたトレーニングが可能。
営業期間は4月~11月中旬。冬期(11月中旬~3月)は閉館します。
御嶽濁河高地トレーニングセンター URL:https://www.nigorigo.jp/
高地トレーニングの効果
高地トレーニングは、選手やアスリートが海抜の高い場所でトレーニングすることを指すことがあります。海抜が高い場所では酸素濃度が低く、空気圧が低いため、体内の酸素供給が制限されます。これにより、身体は酸素を効率的に利用する方法を開発し、持久力や身体能力を向上させるとされています。高地トレーニングの主な効果には以下のようなものがあります。
- 赤血球の増加: 高地での酸素濃度の低さに適応するため、身体は赤血球の数を増やそうとします。赤血球は酸素を体内の組織に運ぶ役割を果たすため、増加することで酸素供給が改善され、持久力が向上する可能性があります。
- ミトコンドリアの増加: ミトコンドリアは細胞内でエネルギーを生産するための場所であり、高地トレーニングによってその数や機能が向上することが示唆されています。これにより、エネルギーの効率的な生成が促進され、運動能力が向上する可能性があります。
- 心血管能力の向上: 高地でのトレーニングによって心臓と肺の機能が向上することがあります。これにより、酸素を体内に効果的に取り込んで運搬する能力が向上し、有酸素能力や持久力が増加する可能性があります。
- 酸素利用の最適化: 高地での酸素供給の制約に適応するため、身体は酸素の効率的な利用方法を学ぶ必要があります。これにより、酸素不足の状況でもより効果的に運動できるようになる可能性があります。
ただし、高地トレーニングには個人差があり、効果が期待できる人もいれば、あまり効果を感じない人もいます。また、高地でのトレーニングには適切な計画と注意が必要であり、過度のトレーニングや健康への影響を考慮することが重要です。特に無計画に高地トレーニングを行う場合、健康リスクが伴う可能性があるため、専門家のアドバイスを受けることが大切です。
高地トレーニング時の注意事項
高地トレーニングは効果的な方法である一方で、適切な準備と注意が必要です。以下に高地トレーニングを行う際の注意事項をいくつか挙げてみましょう。
- 健康状態の確認: 高地でのトレーニングは身体への負担が増す可能性があるため、事前に健康診断を受け、トレーニングに適しているか確認してください。特に心臓疾患や呼吸器系の問題がある場合は、医師と相談してから取り組むことが重要です。
- 段階的な適応: 急激な高度の変化は身体にストレスをかけるため、段階的に高地に適応することが大切です。高地地域に到着してすぐに激しい運動を行うのではなく、最初は軽い運動から始めて徐々に強度を上げていきましょう。
- 適切な水分摂取: 高地では空気が乾燥しているため、水分の蒸発が早まります。適切な水分摂取を心がけ、脱水症状を防ぐようにしましょう。ただし、過剰な水分摂取も注意が必要です。
- 栄養摂取の調整: 高地でのエネルギー消費が増加する可能性があるため、適切な栄養摂取を心がけてください。必要に応じて栄養補助食品を検討することも考えられますが、専門家の指導を受けることが望ましいです。
- 休息と睡眠: 高地への適応は時間がかかるため、十分な休息と睡眠を確保することが重要です。過度の疲労を蓄積させないように注意しましょう。
- 症状の監視: 高地でのトレーニング中にめまい、吐き気、息切れなどの症状が現れた場合はすぐにトレーニングを中止し、医師に相談してください。これらの症状は高山病などの健康問題のサインかもしれません。
- 専門家のアドバイス: 高地トレーニングを行う際には、トレーニングや栄養面、健康状態についての専門家のアドバイスを受けることが重要です。個人に合った計画を立てるために専門家と連携しましょう。
高地トレーニングは効果的な手段ですが、無理なトレーニングや過度の負荷は健康リスクを伴う可能性があるため、慎重に取り組むことが大切です。
まとめ
今回、高地トレーニング施設にてランニング・トレーニングをする機会を得ました!
現地まで時間はかかりましたが、平地で走るのとはかなり違う環境だったと思います。
時々、こういう環境でトレーニングを積めばレベルアップすることができるのではと思っています。
第一線で活躍する選手たちも利用する施設、また機会を作って利用したくなる場所でした。
お風呂がもう少し広ければいいなぁ。
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